1.広い分野で活躍する即戦力「イノベーション博士」の育成
現状
現在の大学教育は、アカデミア人材の輩出に偏っており、産業界などへの有用人材の供給は不足し ています。
また、博士の就職率は64%にとどまっており、ポスドク人材が飽和しているという、いわゆる「ポス ドク問題」が社会的な問題となっています
「就職率が悪い」→「博士への進学率が低下する」→「博士人材の質が低下する」→「さらに就職 率が悪くなる」という悪循環、負の連鎖が発生しており、これを断ち切るには根本的な大学院の教育 改革が必要な状況となっています。
産学官の話し合いで、目標とする人材像を設定し、その育成に必要な要素をピックアップしました 。それをもとに、真に社会に必要とされる博士を生み出します。
学位研究を産学官共同プロジェクトとして行うことで、実践的なプロジェクト推進や事業化のスキ ルを学生に身につけさせます。