参加大学 大分大学

※所属・役職はAgora2号掲載時のもの
大分大学 羽野忠学長 「イノベーション志向型人材育成」


大分大学長 羽野忠氏
 「産学官連携によるベンチャー精神旺盛な博士の養成」を掲げたスーパー連携大学院構想が、実現に向けて、力強く進んでいる。昨年秋には戦略的大学連携支援事業にも採択され、電気通信大学を代表校とした8つの大学が連携し数年後の設立を目指しているのは、ご同慶の至りである。従来から「使える博士」の養成が理工系大学院に強く求められ、改革が取り組まれてきたものの、産業界からは相変わらず厳しい評価が続いている。これは、博士課程における教育方法もさることながら、指導する教員における生産現場での体験不足や、現実から乖離した課題設定等に問題があったからではないだろうか。これらに対してスーパー連携大学院では、多様な大学が連携を保ちつつ産学官連携を基本とする博士教育を実施し、地域および首都圏の先進的かつ意欲的な企業からの協力が得られることで、必ずや社会の要望に沿ったイノベーション志向型人材育成が可能になることと期待している。
大分大学 工学研究科 教授/WG1 氏家誠司氏 「地域の特性に合った仕組みの構築を」


大分大学 工学研究科 教授/WG1 氏家誠司氏
 スーパー連携大学院では、大学が連携することでそれぞれがお互いに機能を強化し、発展しあうことが一つの理想である。また、各大学の優れた点を連携できるように改変しながら取り入れ、高度でかつ多様化した教育研究のシステムを作ることで、さらに優れた展開が図られなければならない。スーパー連携大学院の成果の一つとして、地方大学が活性化することによって、地域も同時に活性化するということが期待されているが、大学がどのように活性化に影響を与えられるのか、また、新しい大学院プログラムで育成したイノベーション博士人材を地域へ定着していけるのかが、難しい重要な課題である。これについては、今後の取り組みを通じて実現に向けて活動しなければならないが、それぞれの地域の特性にあった仕組みの構築が必要であり、地域での連携を強化していきたい。

大分大学 説明図1
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