参加大学 弘前大学

※所属・役職はAgora2号掲載時のもの
弘前大学 遠藤正彦学長 「地域性を基礎とした産学官連携を」


弘前大学長 遠藤正彦氏
 南北海道及び北東北地方の人材育成のシステムとして、スーパー連携大学院構想には大きな期待をもっています。
 弘前大学には、北東北地方にある国立大学法人として、高度な職業人及び地域社会の発展を支える人材を育成する責任があります。また、大学院の実質化も進めなければなりません。そのためには、大学における教育研究の構造改革が必要です。これまでのように教育、研究及び社会貢献をそれぞれ別ものとして行うのではなく、一体として実施すべきです。しかし、このような改革は学内だけでは困難であり、大学は地域社会との協働により取り組み、地域性を基礎とした産学官連携を進めることが必要です。
 スーパー連携大学院構想はそのよいきっかけになると思っています。また、その推進上のバネとしても活用できると思います。これから2 年余りでのスーパー連携大学院構想の充実に期待しております。
弘前大学大学院地域社会研究科 教授/WG2委員 檜槇貢一氏 「大学院は誰のもの?」


弘前大学 大学院地域社会研究科 教授/WG2委員 檜槇貢氏
 大学院での研究教育は誰のものでしょうか。院生本人のものであることは疑う余地はありません。能力を高めて、自分の向上心を満足させたい。でも、それだけでしょうか。特に、地域の産業や文化等を高める研究教育を行うことは、大学院生本人のためだけのものでしょうか。受益者は他にもいるのです。その地域の産業界や社会こそが受益者なのです。この認識が乏しいために、大学院を院生と指導教授のものに押し込めてしまっています。
 大学院教育の中に、社会的な受益者を発見し、研究者をその世界の人材として生かす仕組みが必要です。私はその仕組みとしての可能性をスーパー連携大学院構想に見ています。この連携大学院構想の入口は連携等の大学院ですが、推進において産学官のネットワーク化を進め るなかで、産業界や地域社会に人材を還元させていきます。構成大学院の連携とともに、その成果を最大化する個々の大学院と地域との連携が形成されるでしょう。
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