参加大学 福井大学

※所属・役職はAgora4号掲載時のもの
福井大学長 福田 優氏 「大学院の充実と改革の実現を」


福井大学長 福田 優氏
 大学院博士後期課程修了者は就職に困難を抱え入学者の減少を招き定員割れに悩む大学が多いことは社会的にも大きな問題となっている。その理由の一つは大学院の重点化に伴い定員が増えたにもかかわらず、研究職等のポストは増えていない事にある。しかし、もう一つ大切な理由は博士課程修了者の修得した技能が企業ニーズにマッチしない事にある。福井大学では、創業型実践大学院教育を創出し、大学の研究ニーズを実際に製品化販売して得られた顧客の意見を改良に結びつけるMOT の実践を取り入れるとともに、経営経済学等の単位をも修得させ、修了者には修了証書を与えている。即ち大学院教育をより実践的な内容にするカリキュラム改革を行い企業に受け入れられる修了生を養成する事を目指している。この度スーパー連携大学院構想が作成され日本全国の大学が協力して大学院の充実と改革を実現できるようになることは誠に喜ばしく大いに期待するところである。
福井大学 産学官連携本部 准教授/協議会委員 入江 聡氏 「地域の『匠』によるコンソーシアムを形成」


福井大学 産学官連携本部 准教授/協議会委員 入江 聡氏
 福井大学では産学官連携本部と工学研究科が協力し平成18 年より博士前期課程院生を対象に技術経営に関する座学とビジネスプラン作成や試作・試販売などの実践教育として「創業型実践大学院工学教育による人材育成」プログラムを実施しており、本プログラムの修了生は60名に達する。また、本プログラムの実践部分を担うため、インキュベーションラボファクトリー(ILF) を創設し、ものづくり技術を有する地域の「匠」によるコンソーシアムを形成して試作を支援する体制を構築している。これらの研究成果は学内外の展示会や研究発表会などで公開し、技術移転につないで いる。スーパー連携大学院ではこれらの経験を活かして協力し貢献できればと考えている。
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