参加大学 秋田県立大学

※所属・役職はAgora2号掲載時のもの
秋田県立大学 小林俊一学長 「人と人との接触こそが基礎」


秋田県立大学長 小林 俊一氏
 秋田県立大学は開学10 周年を迎える。人材育成に加えて、地域の特質を生かした産官学連携に力点をおいてきたが、培ったものはグローバル化の要求にも応えなければならない。しかし、小さな規模の大学が各分野を網羅して幅広い視点で諸課題に取り組むには難しい面が多い。産官学の広域連携を通したイノベーション人材の育成を行い、アカデミア以外の広い分野で活躍する博士の養成を行うためには、スーパー連携大学院に期待するところが大きい。各大学が有する得意分野を補填しながらより高度のものを創成することは教員にとっても有意義であるが、遠隔教育や通信のみで実現することには限界がある。従って、スーパー連携大学院が推進する教員や学生が自由闊達に動ける制度に大いに期待したい。人と人との接触こそが人材育成と産官学連携の基礎であることに疑問の余地はない。
秋田県立大学 システム科学技術学部 教授/WG2委員 谷内宏行氏 「大学院は誰のもの?」


秋田県立大学 システム科学技術学部 教授/WG2委員 谷内宏行氏
 秋田と言えば「なまはげ」と「きりたんぽ」ぐらいしか知らなかった私がどういうご縁か秋田県立大学の教員となり一年が経過しました。昨年の9月から「スーパー連携大学院」のWGの委員となり、構想検討に参加しています。私が期待するところは、イノベーション博士にふさわしい新しい称号をつけた博士が多く輩出することです。
 秋田は老年人口割合全国2位、出生率全国47位、死亡率全国1位、まさに日本の10年先を地で行っているところであります。しかし、昨年の小学校・中学校の学力テストは全国1位、持ち家比率全国2位と豊かで教育熱心なところでもあります。この秋田からスーパー連携大学院を活用し地元に貢献することは「辺境の創造性」を活かした発想の転換と、粘り強い県民性を生かした中小企業支援が可能になると言えます。特に本学キャンパス周辺に多数事業展開しているTDK鰍はじめとする電子産業での新技術の開発、後継者教育に力を発揮できるのではと考えています。
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